公開日 2026年10月06日
全国には、血液の病気などで「造血幹細胞(血液のもとになる細胞)移植」を持ち望んでいる方が多くいます。
私たちができることの一つに「骨髄バンクのドナー登録」があります。
「骨髄バンク」ってなに? 「移植の現状」は?
●骨髄バンクには、患者(移植を必要とする人)とドナー(提供に同意した人)の双方が登録をします。その間を仲介し、移植がスムーズに進むように調整するのが骨髄バンク事業です。
●毎年、数万人が白血病などの重い血液の病気と診断され、そのうち2,000人近くの方が骨髄バンクドナーからの移植を望んでいます。
移植には、患者とドナーの白血球の型が適合することが必要ですが、その確率は数百から数万分の一。たとえ適合しても、ドナーの都合や健康条件が整わなければ提供できません。移植を待つ患者さんのうち、実際に移植を受けられる人は、半数程度にとどまっているのが実情です。
「造血幹細胞移植」とは?
●移植が必要な主な病気
白血病・骨髄異形成症候群・再生不良性貧血などの血液の病気、悪性リンパ腫、一部の先天性代謝異常症など
●移植の方法
①骨髄移植 : ドナーの骨の中心部にある骨髄から採取した骨髄液にある造血幹細胞を移植する。
②末梢血幹細胞移植 : ドナーの腕の血管から採取した造血幹細胞を移植する。
③臍帯血移植 : 臍帯血(へその緒の血)を使用して移植する。
どうやって「ドナー登録」ができる?
●ドナー登録できる方
①骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
②18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方
③体重が男性45kg以上 / 女性40kg以上の方
・骨髄・末梢血幹細胞を提供できる年齢は20歳以上、55歳以下です。
・提供にあたっては家族の同意が必要です。
・ドナー登録後の健康状況によっては、コーディネートを進めることができないこともあります。
●ドナー登録できない方
①病気やケガなどの治療中、または処方薬使用中の方
(高血圧の治療薬・気管支ぜんそくなど慢性疾患治療薬<塗り薬や点鼻薬・吸入薬を含む>、精神疾患による
服薬、通院を含みます。)
②以下の病歴がある方・・・治癒している場合を含みます。
(がん・白血病など血液の病気・膠原病・自己免疫疾患・心疾患・脳卒中・Ⅽ型肝炎など一部のウイルス肝炎・エイズなどの感染症)
③血圧が高い方(最高血圧151mmHg以上/最低血圧101mmHg以上)または低い方(最高血圧90mmHg未満)
④輸血を受けたことがある方
⑤貧血の方
⑥食事や薬等により呼吸困難などの症状が出たことがある方や、高度の発疹の既往がある方
⑦BMI(体重㎏÷身長m÷身長m)が30以上の方
⑧妊娠中および出産後1年未満の方、授乳中の方
⑨腰の手術を受けたことがある方は骨髄提供はできません
🔸骨髄バンク登録の流れ
(1)骨髄バンク作成のパンフレット(チャンス)を読み、ドナー登録について理解する。
(2)登録申込書を記入する(パンフレットに掲載。骨髄バンクHPでダウンロード可。)
(3)登録窓口に申込書を提出。2mlの採血を行い、白血球の遺伝子型を登録する.
※登録窓口は献血ルームアミコ、各保健所です。
登録窓口詳細→https://www.jmdp.or.jp/reg/reception/reception04.html#tokushima
出典:公益財団法人骨髄バンク https://www.jmdp.or.jp
費用助成のお知らせ
令和3年4月から、骨髄等移植を行う方の経済的負担軽減のため、ドナー本人とドナーの勤務する事業者に費用助成を開始しています。
詳細は次の記事をご覧ください。→ https://www.town.ishii.lg.jp/docs/2021063000057/