公開日 2024年03月14日
リフィル処方箋とは
リフィル処方箋とは慢性疾患などで症状が安定している患者について、医師の判断により、医療機関を受診することなく最大3回の範囲で同じ薬を処方してもらうことができる処方箋です。リフィル処方箋には処方箋内の「リフィル可」欄に医師のチェックが入っています。
リフィル処方箋の対象となる方
長期にわたって処方内容に変更がなく、症状が安定していると医師が判断した患者。
使用方法
1回目
通常の処方箋同様、交付日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいます。
調剤後は薬局からリフィル処方箋(原本)を返却してもらってください。※なくさないように大切に保管してください。
2回目以降
リフィル処方箋に書かれた調剤予定日(前回の処方期間が経過する日)の前後7日以内に薬局へリフィル処方箋を持参し、調剤してもらいます。
リフィル処方箋は使用できる回数に達すると調剤済処方箋として回収されるため、再度医療機関を受診して新しい処方箋を受け取ってください。
リフィル処方箋を使用する際の注意事項
- リフィル処方箋を希望される場合は、医師の判断が必要となるためかかりつけ医にご相談ください。なお、投薬量に制限のある医薬品(向精神薬など)や湿布薬などにはリフィル処方箋は適用されません。
- リフィル処方箋の場合、2回目および3回目の調剤時には医療機関の受診がありません。服薬中に気になったことや症状の変化などは薬剤師へ相談してください。必要に応じて、医療機関の受診を勧める場合があります。
- 継続的な薬学的管理指導を受けるために、同一のリフィル処方箋は同一の薬局での調剤が推奨されています。
- リフィル処方箋を紛失すると、自費で再発行または医療機関への再受診が必要となる場合があります。