公開日 2023年03月14日
里親制度とは
里親制度は、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って養育する制度です。
里親の種類
里親には4つの種類があります。
(1)養育里親 | 保護者が養育できない子ども(要保護児童)を一定期間養育する里親。 |
(2)専門里親 | 2年以内の期間を定めて、虐待を受けた子どもや障害のある子どもなど専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親。 |
(3)親族里親 | 要保護児童の扶養義務者及びその配偶者である親族であって、実親の死亡や疾病、行方不明などにより、子どもの 養育ができない場合子どもの扶養義務のある者が養育を行う里親。 |
(4)養子縁組里親 | 養子縁組によって養親になることを前提に、子どもの養育を行う里親。※特別養子縁組について |
〇養育里親及び専門里親を希望される方は研修が必要です。
里親になるための要件
*里親になるために、特別な資格は必要ありません。
〇子どもが好きで養育について理解や熱意を持っていること
〇経済的に困窮していないこと
〇必要な養育里親研修を修了していること
〇児童福祉法に定められている欠格事由に該当しないこと
里親になるまでの流れ等について
【子どもを迎え入れるまで】
①相談:児童相談所や里親支援機関に相談してください。里親の条件や手続きなどを説明します。
②研修・家庭訪問:児童養護施設や乳児院などでの実習を含む数日間の研修と家庭環境の調査があります。
③登録:都道府県等の審査を経て、里親として登録されます。
④交流:面会や数時間の外出、宿泊などで、子どもと一緒に過ごします。
⑤委託
*委託後は、中央こども女性センターや里親支援機関(徳島赤十字乳児院・こども家庭支援センターひかり)、市町村担当課等と連携し、訪問や面接を通して、里親を支援します。
*養育に必要な費用は支給されます。(生活費、教育費、医療費等)
里親制度について(関連リンク)
中央子ども女性相談センター(外部サイト)
里親制度について(厚生労働省)(外部サイト)
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