「なくそう!望まない受動喫煙」

公開日 2019年05月28日

更新日 2019年05月28日

 2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日より全面施行されます。この法律により、望まない受動喫煙を防止するための取り組みはマナーからルールへと変わります。

 

[受動喫煙とは・・・]

 室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいいます(健康増進法第25条、労働安全衛生法第68条の2)。

 

 喫煙者のたばこから排出される煙は、以下の2種類があります。

 ■主流煙

  • 主流煙とは喫煙者がたばこの吸い口から吸い込むたばこの煙のことです。また喫煙者の肺を通って空気中に吐き出された煙は、呼出煙といいます。

 ■副流煙

  • 紙巻たばこや葉巻、パイプ等の火をつけた部分から燃えて立ち昇り、直接空気中に出る煙のことです。副流煙には主流煙に比べて、多くの種類の有害物質がより高濃度に含まれていると言われています。

 室内において喫煙者の吐き出す呼出煙とたばこの点火部から立ち昇る副流煙が混じり合ったものを環境中たばこ煙と言い、室内空気汚染物質の主たるものの一つです。

 

【健康増進法の一部を改正する法律について】

  望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設等の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、当該施設等の管理について権原を有する者が講ずべき措置等について定める「健康増進法の一部を改正する法律」が2018年7月25日に公布されました。

 

 [3つの基本的な考え方]

 1.望まない受動喫煙をなくす

 2.受動喫煙による健康への影響が大きい子ども、患者等に特に配慮

 3.施設の類型・場所ごとに対策を実施

 

 受動喫煙対策に関する資料については、下記の厚生労働省のホームページをご覧ください。

  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189195.html

 

 

[受動喫煙による影響]

【さまざまな病気のリスクが高くなります】

・肺がん

 喫煙男性の妻の肺がん死亡率は、非喫煙男性の妻より明らかに高く、夫の喫煙量とともに高くなることが知られました。

 非喫煙男性の妻に比べ、約1.3倍のリスクがあるといわれています。

 

・副鼻腔がん

 肺がんと同様、リスクが高くなることが知られています。

 

・その他

 循環器疾患の原因になることも明らかになっています。

 その背景として、血液の凝固促進効果が認められ、血管内皮細胞が影響を受けることが知られています。

 

[妊娠中にタバコの煙を吸うと・・・]

 妊婦さん自身や、おなかの赤ちゃん、生まれてくる赤ちゃんにも影響を与えます。

・流産、早産

・子宮内発育不全

・低出生体重児

・新生児死亡 

  などが起こるリスクが高まります。

 

[乳幼児・小児がタバコの煙を吸うと・・・]

・乳幼児突然死症候群(SIDS)

・肺炎などの呼吸器疾患

・喘息

・中耳炎

・小児期がん

  などが起こるリスクが高まります。

 

【禁煙はいつ始めても遅くありません】

[もしタバコが吸いたくなったら・・・]

・熱いお茶や冷たい水を飲んだり、ガムなどを口にしてみましょう

・歯みがきをしてみましょう

・深呼吸をしましょう

・散歩や誰かと話をしてみましょう

 

 禁煙をしている際、どうしてもタバコを吸いたくなってしまうことがあるのは仕方の無いことです。特に禁煙を始めたばかりだと葛藤も多いでしょう。

 どうしてもタバコを吸いたくなったら、ご紹介した対処法を試してみてください。

 悩んだ際はかかりつけ医、または石井町健康増進課にご相談ください。

 

 

 

 

 

お問い合わせ

健康増進課
TEL:088-674-0001