公開日 2017年05月17日
更新日 2017年05月17日
セアカゴケグモに注意!!
徳島県内で鳴門市、徳島市、阿南市、松茂町、上板町、吉野川市において、セアカゴケグモが確認されています。
●特徴
・熱帯から亜熱帯地方に分布し、平成7年以降日本でも確認
・成熟したメスの体長は約1cm、全体は光沢のある黒色で、背中側の中央に赤からオレンジの縦の模様
・オスの体長は約3mmで、腹部が細く、背中側は灰白色で中央に縁取りのある白い斑紋があり、その両側に黒紋が2列
・毒を有するのはメスのみで、オスは無害
●生息場所
・屋外の建物の隅
・道路脇の側溝の内部や蓋の隙間
・フェンスの基部やベンチの隙間
・庭石・墓石の間や窪み
・コンクリートの割れ目 など
●みつけた場合
セアカゴケグモを発見した場合は、次のように対応してください。
1.カメラ等で写真を撮る
↓
2.踏みつぶすか市販の殺虫剤を噴霧して、直ちに駆除する
↓
3.発見場所と発見個体数を次の連絡先までご連絡ください
徳島県庁 県民環境部 環境首都課 088-621-2263
石井町役場 福祉生活課 088-674-1116
●噛まれた場合
・ 症 状
疼痛、熱感、掻痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫脹などを生じます。
数時間から数日で症状は軽減しますが、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
また重症の場合、進行性の筋肉麻痺が生じることもあります。
・ 対 処
傷口を温水や石けん水で洗い流します。
出血があっても包帯や止血帯はしないほうがいいでしょう。
毒をもっていますが、国内で死亡した事例はありません。
慌てずに、できるだけ早く医療機関を受診してください。
(殺虫剤等で駆除したクモを持参すると適切な治療につながります)
●予防対策
外で作業する際は長袖の服、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋の着用、首にタオルを巻くなどして、肌の露出を少なくしてください。
※セアカゴケグモ自身に攻撃性はなく、驚かされると死んだふりをするなどおとなしい性質なので、素手で捕まえようとしない限り、噛まれることはほとんどありません。
詳しくは、徳島県ホームページに掲載してあります。
セアカゴケグモについて
URL:http://www.pref.tokushima.jp/faq/docs/00009409/
セアカゴケグモの駆除について
URL:http://www.pref.tokushima.jp/faq/docs/00009416/